小原将寿選手 インタビュー - 彩の国、信越五岳、Doi Inthanon, and beyond

Speedland@Rufus & Co. アンバサダーの小原将寿選手が、昨年のUTMB以来の100マイルレースとして国内最難関レースの一つと言われるトレニックワールド彩の国100マイルに参戦し、見事に優勝を果たしました。世界を視野に置く日本屈指のトレイルランナー小原選手のロングインタビュー。小原選手はどうこの難コースを攻略したのか、昨年まで大きな目標だった2022年UTMBの後、なにを目指して2023年を走るのか、練習やギアは? トップランナーの姿に迫る盛りだくさんのロングインタビューをお楽しみください。

 

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[Rufus]
少し間が空きましたが、改めて彩の国100マイル優勝おめでとうございます!ゴール後の率直な感想を聞かせてください。

[小原選手]
ありがとうございます!
ゴールした時の感覚は、「安堵」でした。
事前にともさん(井原知一選手)やこばさん(小林大允さん - Answer4)と、「24時間切りして優勝」を約束していましたが、South1の終わり(105kmくらいのところ)でロストしてしまい、24時間切りも優勝も危うくなってしまったため、最終的に24時間を切って優勝することが出来たので、すごくホッとしました。
しかし、レースが終わって約3週間経ちましたが、今は思うことは、「NorthとSouth1の前半はもう少し速く走れたよな・・・ロストしたとしても、23時間半くらいで行けたんじゃないのかな・・・」という感じです。
ネガティヴなのか、喜びが長く続かないんです 涙

[Rufus]
笑 ネガティブ、というかさすがのストイックさですね。
昨年のハセツネダブル後初めてのロングレースでしたが、どんなモチベーションで望まれましたか?また、体調や仕上がり具合はどうでしたか?

[小原選手]
モチベーションは高かったです。
基本的にレースに臨む時はいつでもモチベーションは高いですが、今年は特に「新しいチャレンジ」をテーマにしているので、この彩の国も初めて出場するレースで、僕にとって新しいチャレンジでしたので、走るのがとても楽しみでした。
また、今年の初めからともさんのTomo's Pitでトレーニングを管理していただいていまして(これも新しいチャレンジの1つです)、科学的かつともさんの経験や実績に基づいたトレーニングを積めていましたので、コンディション的にもすごく良い状態でした。

[Rufus]
例年暑さや、昨年は激しい雨などタフな気象状況と、里山で細かい登り下りが続いて脚に負担がかかる難コースと、厳しい関門設定で日本屈指の難関100マイルと呼ばれる彩の国100マイルですが、走ってみた感想はどうでしたか?

[小原選手]
一言で言うと、ものすごく楽しいコースでした。
特に今年は気象条件的にすごく恵まれていたと思います。スタートは小雨が降る涼しい天気で、その後は雨も上がって、夜も寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい気温でした。僕がゴールした後にめちゃくちゃ暑くなったようですが、僕は涼しい内に終えられました。
コース的には、確かに細かいアップダウンがたくさんありましたが、アップもダウンもそれほど長くは続かないので、それほど苦痛に感じる箇所はなかったです。
トレイル区間がすごく多くて、気持ちの良い自然の中を走れる区間もたくさんあったので、とても楽しいレースでした。

[Rufus]
あの難コースを楽しかったという感想聞いたのは初めてです 笑
今回はレースの試走せず、目標は24時間以内のゴールということでしたが、どういった狙いで、どういうトレーニングをしましたか?

[小原選手]
今年の最大の目標が、12月にタイで開催されるDoi Intharon ドイ・インタロン (注: Doi Inthanon、UTMBのシリーズレースでウェスタンステイツ100クオリファイヤでもある。優勝者はウェスタンステイツへの出場権を獲得できる) で優勝することです。Doi Inthanonはタイなので試走は出来ないため、今回の彩の国はそれと出来る限り同じような条件で走ることで、Doi Inthanonの目安に出来るかなと考えまして、敢えて試走はしませんでした。
トレーニング的にはロングスパンで考えていて、今はVO2MAXを高める段階ということで、坂道ダッシュや平坦なコースを3:40/kmくらいで18km走るなど、心拍数爆上げの全然楽しくない厳しい練習を、ともさんから強いられているところでした・・・。いつも、もうやだ〜って思いながら坂道を駆け上がっています・・・涙

[Rufus]
むしろこれまで心肺系の体系立ったトレーニングなしであの強さを続けてきたのは驚きですね。。パフォーマンス的な向上の実感はありますか?

[小原選手]
あります。これは、あると言い切れますね。
例えば彩の国で言えば、South2に入ってから以前なら絶対に歩いていたであろう斜度の登りが走れたり、ゴール手前ラスト3kmのロードを4:30/kmを切るくらいまで上げられたりと、今までの自分では出来なかったであろうことが、出来ました。
そういう、今までのキツくて厳しかったトレーニングが身を結んだ瞬間が、こういうエンデュランス系のスポーツの醍醐味の一つのような気がしますね。自分にしか分からない努力の成果。心の中で、オレってカッコいい〜って思いながら走っていました笑


[Rufus]
レース前から特に意識した選手はいましたか?

[小原選手]
昨年までのコースレコード的に僕が目標通りのタイムで走れば間違いなく勝てるだろうと思っていたため、他の選手は意識しないようにしていました。
正直なところ2位の西方くんにあそこまで追い詰められるとは思っていませんでしたし、僕のタイムも西方くんがSouth2で前を引っ張ってくれたから出せたタイムだと思っていますので、本当に素直に彼には脱帽です。

[Rufus]
当日は曇りがちな悪くないコンディションでした。序盤からトップに立ち、コースレコードで1周目のNorthパートを終えて戻ってきました。

[小原選手]
Northは割と単独で走れましたし、身体的にもすごく楽でしたし、初めてのコースということですごく楽しく走れました。
タイム的にも予定通りでした。
Northは全く何も問題なしという感じで終えられました。

[Rufus]
順調かと思ったら、2周目South1は順位を落としてサンピアまで戻ってきたので、どうやらコースミスがあったという。。

[小原選手]
そうですね。
そもそもSouth1に入ってすぐにインスリンショックのような症状が出てしまって、突然身体が動かなくなってしまいました。おそらくニューサンピアのエイドで飲んだコーラの影響だと思うのですが。
それがなかなか治らなくて、1時間半くらいはペースを落として走っていました。
その後も竹寺くらいまではペースが上がらず、ちょっと苦しい区間が続きました。
しかし、竹寺で2位の選手(西方勇人選手)と数分しか差がないことが分かり、エンジンがかかってペースを上げたのですが、桂木観音手前でロストしてしまって。
10分くらい走ったところで、あれ?おかしいかな?戻ろうかな・・と思ったのですが、もし合っていた場合に2位の選手に追い付かれてしまうよなと思うと戻る勇気が出ず、きっと合っているはず!と自分に言い聞かせて進んでしまいました。結果的に距離としては4km、時間的には40分くらいロストしてしまったようです。
「やっちまったー!!」でした。クールポコでした。


[Rufus]
彩の国は毎年コースも変わったり、踏み跡のわかりにくいシングルトラックでのロストも多いので試走する選手が多い中、試走なしでの安定のクールポコでしたね 笑。3周目は完全な夜間パートとなりました。疲労でガクッとタイムも落ちる選手が多いパートですが、ナイトトレイルはどうでしたか?

[小原選手]
3周目(South2)は、ペーサーのりょうくん (注: 村田諒選手 - Answer4)に引っ張ってもらいました。
りょうくんが的確に状況を伝えてくれたので、彼のペースメイクを信じて、僕はただ必死に走ることだけに集中していました。
本当にキツくてキツくて、キツイという思いとずっとりょうくんのシューズを見て走っていたので、彼のシューズのこと以外、あまり記憶にありません。ただその中でも、100kmを超えてもこんなにプッシュして走れるのかと、自分の走り対して驚きとここまでのトレーニングが間違えていなかったのだという喜びを感じながら走りました。

[Rufus]
これまで何本も100マイルを走ってきた小原選手がキツさを超えてプッシュして獲得できた新たな境地ですね。世界と戦うために、前半から突っ込んで、後半までプッシュし続ける手応えやヒントになりましたか?

[小原選手]
なりました。
よく言われることですが、自分の限界って自分で決めているんだと思うんです。100mile後半なら、このペースでしか走れない、それ以上の出力を出すと潰れてしまうと、自分で思い込んでいる。
今回りょうくんが引っ張ってくれたおかげで、今まで無理だと思い込み、チャレンジ出来なかったペース、領域に踏み込むことが出来た。
そして、そのペースで走り切ることが出来た。
それは僕にとってとても大きなことだったと思います。




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[Rufus]
今回の補給やエイドでのプランを教えてください。

[小原選手]
1時間に250kcalを目安に、移動中はデキストリンとジェルをメインにして、エイドでは固形物(フルーツなど)を取るようにしていました。

[Rufus]
デキストリンはどういった形でとっているのですか?自作でしょうか?また、タイミングのリマインダーなどを設定していますか?

[小原選手]
デキストリンは、ボトルに入れて水分(グリーンダカラ)に混ぜて、水分補給をすると同時に勝手に補給されるようにしています。





[Rufus]
もしなにかレース中に起こった特に印象深い瞬間やエピソードがあれば聞かせてください。3周目桂木観音で女将にお尻をピコピコハンマーで叩かれましたか?(笑)

[小原選手]
ボランティアの方やランナーのみなさんから、たくさん声をかけていただき、すごく嬉しかったですし、勇気付けられました!
ありがとうございました!!

[Rufus]
トレランはどこも負けず劣らず暖かいレースが多いと思いますが、彩の国はとくに雰囲気いいですよね。声援に背中を押されての新記録だったんですね。
そういえば、先週末はご出身の北海道テイネトレイルのエキスパートの部にゲストランナーとして走られて見事に優勝されました。こちらも地元のトレイルは気持ちよく走れましたか?

[小原選手]
テイネトレイル、すごく楽しかったです!
僕は北海道の北見出身なのですが、これまであまり北海道のトレイルレースに出たことがなかったんです。
今回、ゲストランナーとして声をかけていただき、テイネトレイルを走らせていただいたのですが、まず札幌という大都市から車で数十分で、あれほどディープな深い山に行けるというアクセスの良さに驚きでした!
手稲山からの景色も抜群ですし、瑞々しい木々が茂る走りやすくてトレイル、大きな岩がゴロゴロある難コースもあったりと、全く飽きさせないコース設定でした。スタッフのみなさんも温かく迎えてくれましたし、たくさん応援もしていただきましたし、レース後は札幌の街で北海道の美味しい食べ物でリカバリーも完璧ですし、北海道のトレイルランニングにおけるポテンシャルの高さが感じられる素晴らしいレースでした!




[Rufus]
さて、今回使用したギアについて教えてください。

足元は、昨年後半から引き続き、彩の国でもSpeedland SL:HSVを選択しました。テクニカルなシングルトラックから走れるトレイルまで、長い距離を旅しましたが、コースへの相性やパフォーマンスへの影響はどうでしたか?

[小原選手]
SL:HSVは、昨年のハセツネダブル(約140km)やショートレンジのスリーピークスや日光マウンテンマラソンで履きました。
HSVはグリップ力が桁違いに凄くて、ショートレンジのスピードレースにおける跳ねるみたいにダッシュで攻める激下りにおいても、高い信頼感を持って、より遠くへ、より強く踏み出すことが出来ました。
また、クッション性が物凄く高いとは言えないかもしれませんが、僕は自分の脚なら100mileを耐え切ると信じているので、迷わずSL:HSVを選択した、という感じです。
結果的に、今年の彩の国は天候的にも恵まれて、サーフェイス的には物凄く走り易かったので、全く何も問題ありませんでした。

[Rufus]
今回はSpeedlandの新作で待望のロング用モデル、GS:TAMもスペアに用意していましたが、こちらを利用する機会はなかったようですね。どういったシチュエーションでの使い分けを予定していましたか?

[小原選手]
正直なところを言いますと、タイム的にも順位的にも余裕があって、ちょっとリラックスして走れる状態なら、South2はGS:TAMを履いて走ろうと思っていました。
そんな僕の甘い考えは、西方くんに見事に吹き飛ばされましたが 笑
GS:TAMは、見た目から分かるように、クッション性が抜群に優れています。そのため脚への負担はSL:HSVよりも格段に上だと思います。ただ、厚底な分中に入っているカーボンプレートの反発も若干吸収されるようで、僕の感覚だとSL:HSVの方がよりスピード感は上だと思っています。
僕は、自分の脚の耐久性を信頼しているので、シューズに対する要求は、クッション性よりもスピードが優先されます。
なので、GS:TAMを履くとすれば、そういったシチュエーションかなぁと考えていました。
考えが甘かったっす!

[Rufus]
厳しいトレーニングで脚が丈夫なエリートランナーならではのチョイスだったのですね。西方選手には少し手を抜いてGSもレースで試して欲しかったです 笑

最新のGS:TAMについて教えてください。
Speedland SL:HSVを初めて履いた時はラグジュアリー感に驚いてましたが、こちらはどうだったでしょうか?履き心地に特徴はありますか?

[小原選手]
履き心地は、相変わらずラグジュアリーですね。SL:HSVと同様に足入れの部分がソフトなニット素材なので包み込まれるような感覚です。例えるなら寝ている子猫をそっと両手で持ち上げる時みたいな優しさを感じます・・・すいません、ちょっと言い過ぎました 笑
でも、最近この感覚に慣れてしまって、ロードのシューズを履いた時のゴツゴツ感がやけに気になるようになってしまいました。足を甘やかし過ぎましたね、これは。

[Rufus]
HSV同様今回も着脱式のカーボンプレートとLi2という最新の双方向にアジャストできるフィッティングシステムを備え、共通した部分もある一方、スタックハイトやフットプリントは厚底で幅広く、より長距離向けになっています。クッションやグリップなどの使用感はどうでしょうか?

[小原選手]クッション性は、やはりHSVよりは上ですね。硬めのサーフェイスの下りを攻めても、衝撃は和らいで伝わってきます。
間違いなくロングレースに特化したシューズになっています。
またHSVと同様にカーボンプレートも入っているので、推進力も間違いなくあります。
グリップについても、HSVと同様にミシェランのゴムが使われているので、しっかりとあります。
しかし、誤差レベルかもしれませんが、推進力やグリップ力はHSVが上だと僕は感じますので、マイベストシューズとしては、HSVに軍配が上がります。

ただ、これを読んでいただいているみなさんに誤解がないように言っておきたいのですが、このシューズは全てがものすごいレベルにあります。おそらく色々なメーカーから出ているシューズは、それまでのシリーズのラインナップや価格などを考えて、「本当はこの素材を使いたいけど、価格が高くなり過ぎるから、こっちの素材にしておくか」とか、「この技術を使いたいけど予算的に無理だから見送るか」みたいに、泣く泣く妥協している部分が少なからずあると思うんです。
でも、Speedlandはそれを全部やっちゃったシューズなんだと思います。良いと思うものを、妥協することなく全部注ぎ込んで出来たシューズ、それがSL:HSVとGS:TAMなのだと。まぁ、価格を見ていただければ納得されると思いますが 笑
なので、GS:TAMのグリップ力もすごいですし、SL:HSVのクッション性も悪くないです。あくまでこの2つのシューズを比較した場合の相対的なレビューとして、ご理解いただけたらなと思います。

Speedlandの2タイプのシューズと他のシューズのサイズ感はどんな印象でしょうか?

[小原選手]
サイズ通りという感じで問題ないと思いますが、強いて言うなら若干小さ目かもしれません。

(注: SL:HSVはクオーターサイズ小さめと言われていますが、GSは幅も広くハーフサイズほど大きめというレビューがあります)

[Rufus]
どんなランナーやレースに向いていると思いますか?

[小原選手]
GS:TAMは、やはり高いクッション性がウリなので、初心者の方やロングレースを目指す方に合っているかなと思います。
SL:HSVは、グリップ力がウリだと思いますので、下りが苦手な方には持ってこいだと思います。
あとは、お金持ちのランナーの方ですかね 笑





今後はここ数年でのウェスタンステイツの表彰台を目標に、まずはタイのドイ・インタロン Doi Intharon での優勝を狙うと伺っています。それまでの練習やレースプランを教えてください。

[小原選手]
世界の100mileのレベルは年々上がっていて、100mileと言えど、トップ選手の走りはスピードレースという様相を見せており、動き続ければ勝てるというレベルでは明らかになくなっています。
そのため、単純な走力により磨きをかける必要があると考えています。
さらに、これまでは「前半から攻める」を念頭においていましたが、これからは「後半はさらに攻める」が出来るようにならないといけないと思っています。
これらを達成させるためのトレーニングプランをともさん指導の元で行っていき、6月のサロマ湖ウルトラマラソンや9月の信越五岳で、走力と後半の粘りを身に付けていき、12月のタイのDoi Intharonでぶつけていきたいなと考えています。

[Rufus]
たしかにトレランでも世界のトップはフルマラソン2時間10分台に突入しており、それにキャッチアップするためには新たなアプローチが必要ということですね。
そして、100マイルはじめロングレースはとくに身体的な強さだけでなく、長い間プッシュし続ける精神的な強さも求められると思いますが、メンタルトレーニングについて、どのようなアプローチを取っていますか?

[小原選手]
以前は瞑想とかをしていた時期があったのですが、僕にはイマイチ合わなかった(気持ちが落ち着くことを期待していたのですが、何故か逆にイライラするようになってしまった)ので辞めました。
今は考え方として、辛くてキツイトレーニングこと、食べたいものを我慢したこと、観たいTV番組(水曜日のダウンタウンなどなど)を観ずに早寝をしたことなどをしっかりと覚えておいて、キツイ局面では、これまでこんなに色々なことを我慢したり犠牲してまでやってきたんだから、走れないはずがない!!って思って奮い立たせています。
それと色々な方に目標を言うようにしています。自分を引くに引けない状況に持って行くことで、トレーニングの追い込み時に思い出して、さらにもう一歩前へ踏み出す力にしています。

[Rufus]
最後に、数々のレースを走られてきていますが、彩の国100マイルの魅力や、来年以降レースを走るランナーへのアドバイスがあればお願いします。

[小原選手]
彩の国は、「厳しい」で有名ですが、僕の感覚だと「楽しい」でした。
走れる区間が多くて、長い登りや下りもそれほどないので、コース的にはとてもトレイルランニング向きなコースだと思います。
さらに、エイドの飲み物食べ物の豊富さは、他のレースにはない充実っぷりです。
ただ、関門が厳しい。
走るべき区間を走れないと完走が難しくなると思います。
そのためには、トレーニングはもちろんのこと、ペースメイキングや補給計画などが物凄く大切になってきます。
周りに流されて前半で飛ばし過ぎないこと、しっかりと補給をし続けること、そういった100mileレースにおける基本的な部分をしっかり守って、「必ずゴールする!」という強い気持ちを忘れずに、前に進み続けてください!!

[Rufus]
小原選手、本日はありがとうございました。
怪我なく充実したトレーニングができて、年末のタイで最高の結果が出ることをお祈りしています!


小原将寿(おばら まさとし)
現役選手として日本トップの実績と実力を持つトレイルランナー。小学校から大学まで野球一筋。2011年にトレイルランの存在を知り、主に100マイルなどのロングレースを活躍の場とする。幼少の頃からドラえもんが好き。

1982年6月8日 (41歳)
北海道出身
会社員 (システムエンジニア)
ラン歴:14年(トレイルランニングは12年)
フルマラソンPB: 2時間24分台

主な戦歴:

2019年 UTMF4位

     UTMB8位

2022年 奥信濃100優勝

     ハセツネダブル優勝

2023年 トレニックワールド彩の国100マイル優勝 (コースレコード)

               サロマ湖100kmウルトラマラソン一般の部優勝

               信越五岳トレイルランニングレース100mile優勝 (コースレコード)

小原将寿選手のその他のコンテンツ:

小原将寿選手 インタビュー – 2022, Speedland, 2023, and beyond

小原将寿選手 インタビュー - 信越五岳2023, beyond the limits


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